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COLUMN コラム

マスクで肌荒れする2つの原因

2022.06.24
マスクと肌荒れ

長引くコロナ禍で、外出時のマスク着用が必須になってから、ずいぶん経ちました。

筆者自身も各種花粉のアレルギーはあるものの、コロナ以前はマスクを着けるのは、冬季、インフルエンザ予防のためだけでした。花粉が飛んでいるとは分かっていても、マスクを着けたときの蒸れる感じや暑さ、べたつきに耐えられませんでした。本当は冬でも辛いのですが、不快感からすぐに外してしまうくらいで、梅雨時なんてもってのほか。

現在も、外出を控えたり、屋外を歩くときには外したりして、できるだけマスクを着けずに過ごしてはいますが、それでも、着用する時間は確実に増えました。

普段遣いのお店でさえ、マスクが必須という環境で、最近はマスクが原因と思われる肌トラブルに悩む人も出てきました。具体的には、皮膚が赤くなりヒリヒリする、ニキビが増える、かゆくなる等の症状があるようです。では、マスクがなぜ肌トラブルにつながるのでしょうか? 原因と解消法を見ていきましょう。

 

マスクで肌荒れする2つの原因

マスクが原因の肌荒れには、大きく分けて<湿度>と<摩擦>の2つの原因があります。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

 

原因1:湿度が原因の肌トラブル

湿度が原因の肌トラブルは、さらに2つの原因に分けられます。
① 高温多湿による雑菌繁殖
② 湿度の変化が原因の乾燥
の2つです。

 

① 高温多湿による雑菌繁殖

マスクをすると、口の周りが蒸れて、じめじめしてくると感じたことはありませんか? 

布マスクでも起こることですが、特に不織布マスクを使用すると、外したときにマスクの内側が湿っているのを見たことがある方も多いでしょう。人間の呼気には水分が含まれているため、マスクの中は常に高温多湿状態になり、毛穴から皮脂も分泌されやすくなります。

この状態は、皮脂をエサとして増える、ニキビの原因菌である「アクネ菌」の繁殖にもってこいの環境です。これが、マスクをしているとニキビができる原因です。

 

② 湿度の変化が原因の乾燥

マスクの中は高温多湿なのですが、マスクを外すと、一気に温度と湿度が下がります。そして、皮膚に付いた水分が蒸発するのと一緒に、皮膚の水分が必要以上に蒸発してしまいます。

その結果、マスクをする前よりも、かえって乾燥してしまいます。マスクを着けている間はしっとりした感覚があるため、潤っていると思いがちですが、意外にも乾燥してしまうのですね。

乾燥した肌は、バリア機能が失われてしまいます。バリア機能が失われて「ドライスキン」と呼ばれる状態になると、皮膚表面近くまで神経繊維が伸びてきて、かゆみを感じやすくなります。

ここで皮膚をかいてしまうと、炎症が起きてかゆみが悪化する悪循環に陥ることもあるため、注意が必要です。

 

 

原因2:摩擦が原因の肌トラブル

常に皮膚に接触しているマスクは、呼吸や会話、運動等によって、いつでも皮膚を摩擦していることになります。客観的に見ると、ほんの少しの摩擦でも、皮膚にとっては“刺激”になり、肌トラブルが起こってしまうのです。

 

肌荒れの解消法

マスクを着けている限り、蒸れや摩擦は必ず起こるものですが、トラブルを防ぐために工夫できることはあります。マスクに関してできる対策と、肌そのものへの対策、2通りありますので、具体的に見ていきましょう。

 

マスクに関してできる対策

  • マスクを外せるときは外す

近くに人がいないときや、一人で車に乗っているときなどにもマスクを着けている人がいますが、肌トラブルがあるなら、外せるときには外してしまうのが一番安心です。

外した際は、マスクを一時的に入れておく、マスクケースがあると衛生的です。マスクケースは専用のものでなくても、ジップ付きのビニール袋やクリアファイルなどでも問題ありません。着け外しが面倒だからと、あごにマスクをかけておくのは、ゴムが伸びたり摩擦が増えるため、お薦めできません。

 

  • 不織布マスクを布マスクに変える

不織布マスクは化学繊維でできているため、接触性皮膚炎になりやすいといわれています。天然素材の綿の布マスクに変えることで、肌トラブルが減ることもあるようです。

布マスクはウイルスを通しやすいといわれていますが、2重や3重以上になっているマスクに、不織布素材のキッチンペーパー等を挟むことで、ウイルスを通しにくくすることはできます。

 

  • 鼻のワイヤーやゴムを適切に調節する

マスクがずれて動くと、摩擦が増えてしまいます。また、マスクと顔の間に隙間が多いと、ウイルスを遮断する効果が出ません。そのため、マスクを着用する際には、鼻のワイヤーを自分の鼻のカーブに合わせてしっかり曲げて使用します。

また、ゴムがきつすぎると顔の動きによる摩擦が増え、ゴムが緩すぎるとマスクが顔の上で動いて摩擦が起こります。マスクのサイズはさまざまあるので、自分の顔の大きさに合うものを選んだり、長すぎるゴムを結んだりして、顔にフィットさせましょう。

 

  • 不織布マスクにインナーフレームを使用する

不織布マスクに対応した「マスクフレーム」も多く販売されています。これは、マスクを顔から少し浮かべて、顔とマスクの間に隙間を作る道具です。毎回着けるのはやや面倒ですが、呼吸もしやすいですし、思いのほか、快適になります。

もちろん、マスクの代わりに、今度はフレームが皮膚に当たるため、フレームと皮膚の間に摩擦は起こります。それでも、フレームはマスク本体にあるような繊維の毛羽立ちが無いため、皮膚への刺激は多少和らぎます。

マスクフレームを選ぶときは、マスクの大きさに合うものが第一です。フレームを使用してマスクが完全に顔から浮いてしまうと、感染予防効果が低下してしまうため、マスクの縁はできるだけ顔に沿わせられるようなものが安心です。

 

  • マスクをこまめに交換する

布マスクも不織布マスクも、だんだん湿気を帯びてきます。特に不織布マスクは、半日も使用していると内部に水滴がたまるだけでなく、素材の不織布そのものに水分が染みてしまうこともあります。

ここまでいくと、雑菌が繁殖するだけでなく、感染予防効果も落ちてしまうため、新しいものに交換した方がいいでしょう。

 

肌そのものへの対策

皮膚に元々備わっている「バリア機能」を守ることも大切です。まずは、健康管理の基本ですが、バランスの取れた食事と十分な睡眠は必須です。そして、保湿と紫外線カットをしっかりと行います。

梅雨時になると日差しも弱く感じますが、曇りや雨の日でも、紫外線は絶え間なく地上に降り注いでいます。じめじめする時季ですが、前述の通り、マスクのせいで肌は乾燥しやすいため、保湿も気が抜けません。マスクを外すたびに、ミスト状の化粧水等を吹きかけるのが簡単です。

さらに、こまめにマスク内の汗を拭いたり、きちんとクレンジングをして、皮膚を清潔に保ちましょう。

肌バリア機能の重要性については過去のコラムからご確認いただけます

まとめ

マスクの着用場面が増えて、多くの人が直面することになった肌トラブル。原因は、マスク内で雑菌が繁殖することと、摩擦や湿度の変化による乾燥でした。肌トラブルの解消法は、マスクの選び方や使用方法の見直しとともに、保湿、紫外線対策、洗浄、バランスの取れた食事や十分な睡眠を取ることです。梅雨時にマスクがべたべたするのは嫌ですが、それでも着けなければいけないのなら、せめて肌にトラブルを起こさないようにしたいものですね。

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